Amazon CodeCommit 最初の設定方法 (Windows, TortoiseGit)
はじめに
Windows で TortoiseGit を使用して Amazon CodeCommit を利用する最初の設定方法を記載します。
ほぼ TortoiseGit 要素ないので、別のツールを使っていても参考になるかと思います。
PC のリプレースやら人員入れ替えなんかで必要になるので記事にしておこうと思った次第です。
インストールするもの
インストール画面等については省略
Git クライアント
https://git-for-windows.github.io/
インストールしたら Git Bash を開いて自分の情報を設定。
$ git config --global user.email "MailAddress" $ git config --global user.name "Name"
この設定をすることで CodeCommit のコミット画面で誰が更新したのか確認できます。
TortiseGit と TortoiseGit 言語パックのインストール
https://tortoisegit.org/download/
AWS CLI のインストール
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/awscli-install-windows.html
CodeCommit の認証情報取得
ローカルから CodeCommit 上にデータを送受信するための認証情報を取得します。手順は以下。
[ IAM ] ⇒ 自分の IAM ユーザにアクセス ⇒ [ 認証情報 ] ⇒ [ AWS CodeCommit の HTTPS Git 認証情報 ]という項目内の[ 生成 ]ボタンを押す。
※認証元の IAM ユーザに AWS CodeCommit 関連の権限が付いている必要あり。
AWS CodeCommit への認証に使用するユーザー名とパスワードが発行されるため、ユーザー名とパスワードをメモする。
リポジトリのクローン作成
自分のパソコン上にローカルリポジトリを作成する。手順は以下。
・AWS 側作業
[ CodeCommit ] ⇒ 目的のリポジトリをクリック ⇒ [ URLのクローン ] ⇒ [ HTTPS のクローン ]で URL をコピーする。
※クローン対象のリポジトリが存在しないなら、空のリポジトリを AWS CodeCommit で作成してください。
・ファイルシステム側作業
適当なフォルダ内で右クリック ⇒ [ Git クローン(複製)]⇒ URL の箇所に AWS 側作業でコピーした URL を貼り付け ⇒ [ OK ]ボタンを押す ⇒ [ CodeCommit の認証情報取得 ]で取得したユーザー名とパスワードを入力する ⇒ [ OK ]
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・この作業で入力された認証情報は Windows ユーザごとに管理されます。
・認証情報の確認方法は以下。
タスク バーの検索ボックスから「資格情報マネージャー」⇒ [ 資格情報マネージャー コントロール パネル ] ⇒ [ Windows 資格情報 ] ⇒ [ 汎用資格情報 ]
・URL ごとに認証情報が保存されるため、次回以降同じリポジトリへのアクセスでは自動接続されます。
・認証情報の更新を行った場合は事前に資格情報の削除を行っておきましょう。
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ここまでで最初の設定は完了。
おわりに
設定が終われば普通にコミットやらプッシュやらプルリクやら Git な感じにしてもらえれば運用できます。
AWS CodeCommit 関連の記事が他にもあるので、よかったら見てください。
rioner2525.hatenablog.com
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