AWS Service Quotas を少し調べてみた

はじめに

先日、AWS リソース数の制限を管理する AWS Service Quotas なるサービスがリリースされました。
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共通アカウント部分を運用している投稿主にとっては気になるサービスだったので少し調べてみたよ(。・ω・)ノ

概要

現状でできることは以下っぽい。
AWSリソースの制限情報の可視化
・上限緩和申請

↓EC2インスタンス、t2でフィルターをかけた画面
f:id:rioner2525:20190626135538j:plain

↓t2microインスタンスのページ(真ん中に半角全角の表示出ちゃった...すいません)
f:id:rioner2525:20190626135953j:plain
左下の使用率について、実際のリソース使用率とコメント入れましたが未実装みたいなので変わるかもです。

↓上限緩和申請については希望する制限値を入れるだけ
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所感

うぉーん、インスタンス数とかやっぱり気にしてるサービスについては使用率を早く実装してもらいたいですね...。
ただ、現在の制限値を見れる (APIで取得できる) のはとても助かります!
EC2インスタンスはまだしも他サービスでは現在の制限値がどの程度なのかまるで分からないサービスも多かったので。
Python boto3 ではすでにAPIが用意されていたので内容取得できそう。
ServiceQuotas — Boto 3 Docs 1.9.176 documentation

現状の状態で運用するなら以下の感じですかね?
①CloudWatch Event を定期実行。
②Lambda Fanction にて調べたいリソースの現在のリソース数取得。
③Lambda Fanction にて AWS Service Quotas から現在の上限値を取得。
④上限値の何割か閾値を超えていたら上限緩和申請のAPIを叩く。

調べたいリソースで使用率が実装されればもっと簡単にチェックできそう。
今までは特定のリソースについて、現在の制限値を別途手作業で保存していたりするので助かるアップデートになっていそうです!

以上です。